中米-アフロキューバン

Sabu Martinez / Palo Congo

World-Afro Cuban Music : ★★★★★

Sabu Martinez/Palo Congo
Palo Congo

ブルーノート1500番台のアフロ・キューバン・ミュージック。


サブー・マルティネス、1957年録音、1961年リリースの作品。

きらめくばかりのハード・バップ作品が並ぶブルーノート1500番台。 その中でバップどころかジャズですらない作品が1枚収まっている。 そのブルーノート1561番の作品がこの「パロ・コンゴ」である。

かなり純粋な形に近いアフロ・キューバン・ミュージックでブルーノート の作品としては異色。ここで思い出すのがサブー・マルティネスが、 アート・ブレイキーらと共演した作品「ホリデイ・フォー・スキンズ」の シリーズ。これらの作品の縁でサブー・マルティネスのリーダー作品 「パロ・コンゴ」がブルーノートより発売されることになったのだろう。

憶測の域をでない話で申し訳ない。話を元に戻すことにする。 アフロ・キューバン・ミュージックに関しては、その形式がより純粋な Verve発売の「パタート&トティーコ」のレビューに書いておいたのでよかったらそちらをご覧になっていただきたい。 もともとアフリカからキューバに奴隷として連れて来られた黒人による 望郷と悲哀の念が滲み出た音楽であるアフロ・キューバン・ミュージック。 コーラスとパーカッションのみによる演奏が基本だが、スペイン植民地 としての文化が後に加わり、ギターなどの弦楽器が使用され始めた。

本作では、そのギターにキューバ音楽界最高のギタリストとの評価も高い ソン・モントゥーノのアルセニオ・ロドリゲスを迎え、サブー・マルティネス の激しいコンガやボンゴとの競演を実現している。 弦楽器が入っているアフロ・キューバン・ミュージックは入ってない純粋な ものよりもよりポップで聴きやすい。初心者にもおすすめといえるだろう。

様々な音楽が派生していったキューバ音楽の原型。そして、その形式が 純粋であればあるほどスピリチュアルな響きが一層強くなる音楽。 時代を超えて多くのニーズがある音楽だと思う。

1.El Cumbanchero
 (エル・クンバンチェロ)
2.Billumba-Palo Congo
 (ビリュンバ-パロ・コンゴ)
3.Choferito-Plena
 (チェフリート-プレーナ)
4.Asabache
 (アサバチェ)
5.Simba
 (シンバ)
6.Rhapsodia del Maravilloso
 (素晴らしき幻想(南京豆売り))
7.Aggo Elegua
 (エレグアに捧ぐ)
8.Tribilin Cantore
 (歌うあばずれ女)

"Sabu"L.Martinez : conga,bongo and vocal
Arsenio Rodriguez : conga,guitar and vocal
Raul"Caesar"Travieso : conga and vocal
Israel Moises"Quique"Travieso : conga
Ray"Mosquito"Romero : conga  Evaristo Baro : bass
Willie Capo : vocal  Sarah Baro : vocal


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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2005年12月13日 | Comment(2) | TrackBack(1) | 中米-アフロキューバン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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