ジャズ-フリー/アヴァンギャルド

Altered States with Ned Rothenberg / Cafe 9.15

Jazz-Avantgarde/free Jazz  : ★★★★★
 
 
吹きすさぶインプロビゼーションの嵐

日本が誇る神戸のジャズトリオ、アルタード・ステイツが、 ニューヨークの先鋭的リード管奏者ネッド・ローゼンバーグ と共演した1994年のライブ音源。

ギタートリオのアルタード・ステイツに サックスとクラリネットのローゼンバーグが加わる。 緊張感の連続で息付く暇も無い。 アルタード・ステイツのアルバムは何枚か持っているが フリスキーなローゼンバーグの管が生きた本作は 珠玉の一枚といっていいと思う。

言葉無き対話はアナーキーでアグレッシブであるが そのエネルギーから生まれるほとばしる一瞬一瞬は 純粋でいて無垢な、生粋の音なのである。

まずは1曲目の「Amedeo」からお聴きになってみていただきたい。 ネッド・ローゼンバーグのフリスキーで激しいプレイと 凄まじいまでのアルタード・ステイツのバックプレイが あなたを魅了することと思う。

1.Amedeo
2.mendochino        
3.linus
4.yo-yo
5.speetz
6.Frender
7.rodem
8.Inter-laken
9.Jigen
10.Arti-stan
11.Tenjiku
 
内橋和久 : guitar , effect
ナスノミツル : bass  芳垣安洋 : kit drums
 
Ned Rothenberg : alt saxophone , bass clarinet
 
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アルタード・ステイツ/ネッド・ローゼンバーグ>カフェ9.15
posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2006年03月08日 | Comment(8) | TrackBack(0) | ジャズ-フリー/アヴァンギャルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ジャズ-フリー/アヴァンギャルド

Sun Ra / Lanquidity

Jazz-Avantgarde/Free Jazz : ★★★★☆
 
 
異世界の創造とその表現
 
サン・ラー&ヒズ アーケストラ、1978年の作品。

1993年にこの世を去っても未だに強烈な印象を残している サン・ラー。太陽神ラーを意味するサン・ラーの創造する音の世界は エキゾチックで妖しい威光を放ち続けている。

1940年代にシカゴでアーケストラを結成以降、 半世紀にわたって音楽(布教!?)活動を続ける。 1950年代のスイングとバップの音を基本としながらも、 独創的で常識の通用しない極めて実験的な音作り フリージャズ・アヴァンギャルドの一角をなした。

土星から来たというサン・ラーの音の方法論は、 シンセサイザーのチョークした不気味な音、 アフリカンリズムや室内楽的アプローチを取り入れた 極めて前衛的なものであったが、彼の周辺を固める メンバーの個性もその世界観の創造に大きな役割を果たした。

ジョン・ギルモア、マーシャル・アレン、パット・パトリック といった看板奏者の奏でるフリーキーなソロ・プレイ。 ジューン・タイソンの異次元的で不気味な歌声。 時に、演奏の合間に演説(説教!?)が始まるという異質な空間。 全てがエキセントリックだった彼等のパフォーマンスの 一片の記録として上げられるのが本作品である。

エキセントリックさでは「Space Is the Place」の方が上だと思うが、この作品はその完成度からもサン・ラーの構築した一つの世界観を一貫した形で感じることが出来る。

サン・ラー入門の作品としておすすめの一枚である。
 
1.Lanquidity
2.Where Pathways Meet
3.That's How I Feel
4.Twin Stars of Thence
5.There Are Other Worlds
(They Have Not Told You Of)
 
Sun Ra : keyboards
Michael Ray : trumpet  Eddie Gale : trumpet
James Jackson : Bassoon ,flute ,oboe
John Gilmore : t-sax  Marshall Allen : at-sax ,oboe ,flute
Ego Omoe : bass clarinet ,flute
Danny Thompson : baritone sax,flute
Julian Pressley : baritone sax
Dale Wolliams :guitar  Disco Kid : guitar
Richard Williams : bass
Luqman All : percussion  Michael Anderson : percussion
Artaukatune : conga drums ,tympani
Sun Ra ,June Tyson ,James Jackson ,Eddie Tahmahs
: ethnic voice
 
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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2006年02月19日 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ-フリー/アヴァンギャルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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