ジャズ-ピアノ

Jan Lundgren Trio / A touch of you

Jazz-Piano : ★★★★☆

Jan Lundgren Trio/A touch of you
A touch of you


ヨーロッパとアメリカの競演。

ヤン・ラングレン、1998年ニューヨークでの録音。

昨今ユーロジャズが台頭している。アメリカのシーンを飲み込む と言ったら言い過ぎだが、ヨーロッパ産ジャズへの関心がとても 高いのは紛れもない事実である。ECMやドレフェスといった ヨーロッパのレーベルはそれぞれのテイストを全面に押し出して、 リスナーの評価を得ている。いろいろ手を出しレーベルの個性が 見えにくくなっているアメリカのレーベルとは対照的といえる。

そんなヨーロッパでも北欧は一風変わったジャズを聴かせるのが 特徴でECMのクリスタルサウンド等は代表的な例かも知らない。

今回紹介するのは、北欧はスウェーデン出身のジャズピアニスト、 ヤン・ラングレンである。彼もやはり非常に個性的な存在である。 それは選曲を見ただけでも感じられるかも知らない。この御時世、 バップをやるというだけでもなかなか関心させられるではないか。

既に多くのビッグネームによってやり尽くされた感があるバップ。 多くのアーティストが新たなジャンルに解釈の幅を求めたのに対し ヤン・ラングレンは敢えてこのバップの世界に解釈を求めたのだ。

こう書くと頑固一徹な印象になりそうだが、それではこんな事は 出来ない。むしろ柔軟でスマートな発想こそが求められるわけで、 ヤン・ラングレンは非常にスマートなアレンジと演奏を披露する。

スタンダードな曲をストレートアヘッドなジャズの演奏で。でも、 それでいてどこか新しさを感じさせる様は彼の柔軟な解釈ゆえだ。

また、ニューヨークで現地のリズム隊をメンバーに入れた編成も 非常に良い。どこかヨーロッパとアメリカの競演といった様子で 熱い演奏が展開している。特に、リニー・ロスネス(p)の夫である ビリー・ドラモンド(ds)の絡みつくようなドラミングは、ネットリ していてエロティックですらある。ハード・バップの世界に新たな 解釈を与えてくれたヤン・ラングレンに今こそ敬意を示したい。

1.Blues for raz
 (ブルース・フォー・ラズ)
2.Love you madly
 (ラブ・ユー・マッドリー)
3.Willow weep for me
 (ウィロー・ウィープ・フォー・ミー)
4.Cleopatora's dream
 (クレオパトラの夢)
5.A touch of you
 (タッチ・オブ・ユー)
6.Midnight Waltz
 (ミッドナイト・ワルツ)
7.The time is now
 (タイム・イズ・ナウ)
8.While my lady sleeps
 (ホワイル・マイ・レディー・スリープス)
9.Tranquille
 (トランクイル)
10.Fingers
 (フィンガーズ)
11.Lotus blossom
 (ロータス・ブロッサム)

Jan Lundgren : piano
Peter Washington : bass  Billy Drummond : drums

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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2005年11月16日 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ-ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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