ブラジル-MPB

Marisa Monte / Mais

World-Brasil-MPB : ★★★★☆


豪華メンバーで臨んだ出世作

マリーザ・モンチ、1991年発表の2作目。プロデュースはアート・リンゼイ。共演者にはアート・リンゼイを始め、ジャズアヴァンギャルド界の奇才ジョン・ゾーンや坂本龍一、ナナ・ヴァスコンセロス、ホメロ・ルバンボエヂ・モッタといった豪華メンバーを迎えている。

楽曲はマリーザ・モンチのオリジナルの他、ピシンギーニャやカルトゥーラといったショーロやサンバの大御所による古典、カエターノ・ヴェローゾやナンド・ヘイスそして後にトリバリスタスを組む事になるアルナルド・アントゥネスといったMPBやロックのアーティストによるものまで様々。極めて美しい曲から実験的な音作りまでバライエティーに富んだ構成になっている。

この幅広い選曲からは当時のマリーザ・モンチが後に完成されることになるマリーザ・モンチのスタイルを模索している様子が窺える。おそらく本作マイスはマリーザ・モンチのスタイルが完成される直前の作品ということが出来るであろう。しかし、スタイルが完成されていないからこそ完成され過ぎていない魅力を持っている。それをどう評価するかで本作の解釈は分かれる事になるが、いずれにしても批判的に論じる人はほとんどいない。常にマリーザ・モンチの最高傑作であるかそうでないかといった論議に挙げられる作品である。

正にマリーザ・モンチの出世作ということが出来ると思う。MPB新時代を築きあげたマリーザ・モンチのエポックメイキングな作品である。今聴いても新鮮さを失っていない。快作。

1.Beija Eu
2.Volte Para O Seu Lar
3.Ainda Lembro
4.De Noite Na Cama
5.Rosa
6.Borboleta
7.Ensaboa
8.Eu Nao Sou da Sua Rua
9.Diariamente
10.Eu Sei (Na Mira)
11.Tudo Pela Metade
12.Mustapha

Marisa Monte : voz  John Zorn : alt sax
Arto Lindsay : guitarra,voz Romero Lubambo : guitarra
Ryuichi Sakamoto : Teclados
Armando Marcal : cuica Nana Vasconcelos : percussao
etc.


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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2007年01月20日 | Comment(0) | TrackBack(2) | ブラジル-MPB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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